働き方改革に欠かせないキーワード、
ワーク・ライフ・バランスの定義を聞かれたら、どう答えますか?
なんとなく、仕事の時間を減らして、家庭や趣味の時間をつくる
というようなイメージがありますが・・
自身にとってバランスの良い割合を自分で決めること
と、株式会社ワーク・ライフバランスの小室さんはいいます。
たとえば、育休明けの方が仕事に復帰するときに
・定時に退社し、子どもが寝た後に、家でまた仕事をする
・仕事と時間および給与を一時的に減らし、子どもの時間を確保する
のように、時間の割合(と給与)を自分で選択するのがポイントです。
アマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏のアドバイスは、
ワーク・ライフ・バランスの誤解されがちな点を述べています。
仕事と私生活の間で「バランス」を取ろうとするのはやめるべきだと考えている。
バランスを取るということは、この2つが一方を追求すれば
他方を犠牲にせざるを得ないトレードオフの関係にあることを意味するからだ。
たしかに、バランスの語源は
ラテン語 bi (2つの) 、lanx (尺度の皿)から成り立ち、
合わせて「天秤の二つの皿の平衡状態」を表すので
確かに、こちらを立てればあちらが立たず、と思いがちです。
ベゾス氏の仕事と生活の調和を保つためのアプローチは、
ワーク・ライフ・ハーモニー……つまり仕事と人生の調和を図る
(中略)
仕事と私生活は天秤にかけるものと考えるよりも、
2つは互いに組み合わさっているものと見る方がより生産的だ
言葉は異なっても、仕事と生活の相乗効果・好循環を目指す
という本質は、両者とも同じです。
社員が仕事と生活で自分らしいハーモニーを奏でられる、
Soiはそんな会社にしたいと思います。
Cantare Kaoru
出典:Business Insider Japan
ワーク・ライフ・バランスは人間を消耗させる? ジェフ・ベゾス氏の驚くべきアドバイス